高麗人参の原産地は、日本のお隣、朝鮮半島や中国のあたりではないかと言われています。日本へ渡った時はお礼の品であったり、交易品としてでありました。そして江戸時代に時の将軍が高麗人参の栽培を積極的に始め、日本での栽培は成功したのです。 現在では世界中で栽培されており、健康食品として身近なものになりましたが、当時はとても貴重なものでした。
高麗人参は種を植えてから収穫までは約4年かかります。中には6年ものの高価な品種もあります。条件のそろった土地でないとうまく育つことのできないデリケートな植物です。薬効は野生のほうが強いですが、野生ものは採取がとても難しく、人の手によって育てられた製品が販売されていることがほとんどです。高麗人参は植えてから4年目に初めて花が咲き、赤い実がなりますが、この赤い実もとても健康に良いのです。花は小さくて可憐ですし、葉の数や大きさを見ることでこの人参が何年ものなのかということを知ることができます。そしてこの人参は普通の人参と比べると独特の見た目をしていますが、この形が人間の形に似ていれば似ているほど商品価値が高いとされています。御種人参、朝鮮人参などこの人参には別名がいくつもあります。
現在は昔に比べると手に入れやすくなってきました。また、飲んだり食べたりしやすいように工夫もされています。 高麗人参は漢方薬として健康のためにお茶、サプリメント、お酒などにされて飲まれています。 お茶も粉末タイプの他にティーバッグタイプもあるので使いやすいです。粉末タイプを使用すればクッキーやゼリーなどのスイーツの原料に混ぜていただくことができ、非常に取り入れやすくなってきました。
高麗人参の効能としては様々なものがあり、例えば貧血や低血圧、血栓、動脈硬化などの改善目的や予防にとても良いです。また血液の循環をよくするので頭痛や肩こり、冷え性も改善されて血液の流れがよくなります。
昔から不老長寿の薬と言われており、有効成分サポニンが全身に良い効果をもたらします。私は喘息ですが、この高麗人参は呼吸器疾患系の病気にも効果が出やすいですし、免疫力のアップにもつながるのでとても重宝しています。また、自律神経のバランスを調整するので夜はぐっすりと眠ることができるようになり、朝の目覚めもすっきりしていて昼は元気に活動することができるようになります。また脳の活動も強化するので記憶力が良くなります。また鎮痛・解熱作用も期待できます。
さらに血液をさらさらにして血を造り、血行もよくするので貧血の改善にもつながります。代謝もよくなるのでダイエット効果まであります。この人参は体に良いスーパー人参なのです。
こちらの高麗人参製品の選ぶポイントについても興味深いです。