高麗人参は体の内側から体質改善をして、免疫力を高めるという面でとても優れた効果を発揮します。取り入れ方にはお茶、スープ、おかゆ、お菓子、飴などいろいろありますが、その中でも人気があるのはお酒と一緒に飲む方法です。
高麗人参には血液の循環を良くするという効能がありますが、アルコールと一緒に摂取することでさらに体が温まり、辛い冷え性や虚弱体質、また血液循環の悪さが原因で起こりやすい頭痛も改善する手助けをしてくれるのです。百薬の長と高麗人参の相性は抜群です。
毎日適量を飲むことで体調を整えられて元気になれるのですから、飲まないでいるのはとてももったいないです。私は冷え性がひどく、夏でも足の爪先が常に冷えている状態で靴下を手放せません。冬になると暖房をしていても寒さを感じるほどで、靴下を二重履きしています。また頭痛と肩こりもとてもひどくて、時にはめまいを起こすことさえありました。元々の平熱も低いので体質改善も兼ねて、高麗人参とアルコールで毎日おいしく飲める魔法の飲み物を作ることにしたのです。簡単なので、不器用な私でも家ですぐに作ることができました。
作り方は広い口の瓶に生の人参を200グラムほど入れ、そこにアルコールを2リットル弱ほど注いで冷暗所で2か月ほど待つだけです。もし生の高麗人参がなければ、乾燥したものでもOKですが、その場合は100グラムほどにして、3か月から半年ほど待ちます。
アルコールに弱い人は天然のハチミツを少し入れます。それで甘くなるので飲みやすいです。そのお酒をアイスクリームに少しだけかけてデザートのようにしていただくというのもおすすめです。
高麗人参で体質改善をし始めてからは、目まいも、あれだけ頻繁だった頭痛も全くしなくなりました。肩こりだけは頑固なので全く痛くないということはありませんが、それでも以前に比べると改善されたと実感しています。また、いつも冷たくて悩んでいた冷え性も改善されつつあり、厚めの靴下から薄い靴下に変える事ができました。血液循環がよくなってきたおかげなのか、朝起きる時も体がしゃきんとしていて、いつまでも布団の中でグズグズとしていることがなくなり、毎日が楽しく感じるようになりました。
私のようにアルコールに弱い人でも飲み続けると日々の体の悩みが吹き飛びますから、少しずつでもいいのでぜひ作って試してみてください。市販の薬用酒も手軽でいいですが、自分で作ってみると続ける気になりますよ。